伝灯奉告法要に団体参拝しました。

4月15日(土)、本願寺の「伝灯奉告法要」に寿命寺から希望者30名で団体参拝してまいりました。この法要は本願寺の法灯が第24代即如門主から第25代専如門主に継承されたことを仏祖に奉告するものです。昨年秋から勤められおり連日全国から多数のご門徒がお参りされています。 続きを読む 伝灯奉告法要に団体参拝しました。

花まつりを開催しました

4月8日は仏教を開いたお釈迦さまのお誕生日。それをお祝いして寿命寺でも「花まつり」を開催しました。今年はあいにく雨だったこともあり、去年より来てくれた子たちの数は少し寂しかったですが、それでも楽しく賑やかな時間を過ごすことができました。
最初に一人一人誕生仏に甘茶かけをしてもらってから、みんなで「らいはいのうた」をお勤めしました。
そしてその後、お釈迦さまの生涯についての絵本の読み聞かせをしました。この絵本は特殊なつくりになっていて、 続きを読む 花まつりを開催しました

還ってくる仏さま

ついこの間、新年の挨拶をしていたと思っていたのに、気づけば2月ももう終わり。時の流れの早さに足がすくむ思いがします。
去年は寿命寺のご門徒のお葬式は一件もありませんでした。でも今年はこの二ヶ月足らずで既に三件もお勤めさせていただきました。時候の厳しさも相俟って世の無常を思わずにはおれません。そしてそれはいつも大切な問いを私に投げかけてきます。亡くなった方はどうなったのか。私は何のために生きているのか。そして、私はどうなるのか。 続きを読む 還ってくる仏さま

報恩講がおわりました。

imgp1713もう半月以上経ってしまいましたが…。10月29日、30日に今年の寿命寺報恩講が勤まりました。
二日間、たくさんのお参りをいただき、本当にありがとうございました。
今年は奈良、吉野から和氣秀剛師をご講師にお迎えしました。
ご法話のテーマは親鸞聖人のご生涯を伝える「御絵伝」でしたが、先生のお話は単に絵の解説にとどまるものではありませんでした。 続きを読む 報恩講がおわりました。

お念仏の記憶。報恩講の準備に想う

img_2063いよいよ報恩講が目前に迫りました。それに向けて先週末22日(土)、朝から婦人会の皆さんを中心に境内・本堂の清掃や仏具のお磨きなどが行われました。住職や坊守の気づかないところ、手が届かないところまですっかり綺麗ににしていただき、本当にありがとうございました。これで安心して報恩講を迎えられます。
…と言いたいところですが、住職にはまだ大事な仕事が残っていました。お内陣のお荘厳です。午後、婦人会の皆さんの帰った後の静かな本堂で一人、作業に勤しみました。 続きを読む お念仏の記憶。報恩講の準備に想う

大悲ものうきことなくて

img_2026写真は衣川の圓成寺さんの客殿に掲げられている書です。圓成寺さんでは昨日から明日まで報恩講が勤められていて、今日出勤させてもらった時に撮らせていただきました。
そして今日は息子二人が通う保育園の運動会でもありました。実は毎年圓成寺さんの報恩講と運動会は重なるのです。だから毎年この日は坊守と子らを保育園に送り届けた足で圓成寺さんに寄せていただくのですが、一昨年、この道中で夫婦で大口論になってしまいました。 続きを読む 大悲ものうきことなくて

花まつり、盛況でした!

IMGP15814月8日(金)午後、寿命寺でおしゃかさまのご誕生をお祝いする花まつりを開催しました。春らしい暖かな日差しと、前日の風雨を持ちこたえた満開の桜のもと、賑々しく行うことができました。
かつては寿命寺でも毎年花まつりを開催していたそうですが、私が入寺してからは初めての開催でした。まずもって子どもたちが集まってくれるか不安でしたが、蓋を開けてみれば沢山のお子さんが来てくれました。仏教婦人会の皆さんらが中心になって、お孫さんを連れてきてくださったり、方々にお声がけ頂いたりした結果でした。本当にありがとうございます。 続きを読む 花まつり、盛況でした!

宗祖750回大遠忌法要、無事終わりました

IMGP5794去る平成27年10月24日(土)、25日(日)、当山の「親鸞聖人750回大遠忌法要」「開基400年記念法要」「住職継職奉告法要」並びに「平成27年報恩講法要」の4法要が勤修されました。10月初めからずっと秋晴れの日が続いたので、ちょうど法要のタイミングで雨が降るのではないかと心配していましたが、両日とも晴天に恵まれ、爽やかな雰囲気の中、気持よくお勤めさせていただくことができました。 続きを読む 宗祖750回大遠忌法要、無事終わりました

真夏の葬儀と弔辞

IMG_0178今日(日付変わって昨日)は近所のホールで同じ地域にある浄土宗のお寺のお檀家さんの葬儀。宗派は違えど同じ地域のお寺ということでお招きいただき、出勤させていただきました。とは言え浄土宗と浄土真宗ではお葬式の儀式が全く異なるため、ほとんど何もできません。唯一お経は浄土真宗でも用いる阿弥陀経なので、そこはだけはここぞとばかりに一生懸命勤めさせて頂きました。
写真は今日着た夏用の色衣。真夏のこの時期の葬儀は珍しく、これを着る機会はめったにありませんが、汗だくになったのでこうして干しています。 続きを読む 真夏の葬儀と弔辞