新型コロナウイルス感染拡大下の法事等について

標題の件について、今年年忌が回っているお宅では、大切な方のご縁をどうしたらいいかとご心配のことと思います。

住職としては最終的には施主さまのご意向に応じる立場ですが、現時点で考えられる留意点やお寺としてできる対応を下記にご案内させていただきます。ご家族やご親戚で検討される際の参考にしていただければと思います。

  1. 世間では御命日までに法事を勤めなければ良くないことがおこる、などと言われることがありますが、浄土真宗では一切そういうことは言いません。こういう状況ですから事態が落ち着くまで延期されたとしても、全く問題ありません。
  2. 一方で、やはり御命日に近い日に勤めたいという方もあるでしょう。その場合は所謂「三密」を避けるなど、十分な感染予防対策をお願いします。そのための一案として、比較的広くて風通しの良いお寺の本堂で勤めるということもできます。(ただし会場使用料7,000円を門徒会計にお納めいただきます。)
  3. 遠方から帰省できない方のためにオンライン中継での対応も可能です。(ただし双方のネット環境などよってはできない場合もあります。)

その他、できることは何でも柔軟に対応して、皆さんのご縁を大切にしていきたいと思っています。不明なことやご心配事があれば、何なりとご相談ください。