本日午前、本山の御正忌報恩講にお参りしてきました。毎年滋賀組の団体参拝がこの日に組まれていて、総代さんらと一緒に参加しています。
御正忌報恩講は御影堂で親鸞聖人の御真影を前に勤められるものですが、今年は隣の阿弥陀堂が修復工事にかかるということで、阿弥陀如来像が御影堂中央に遷され、親鸞聖人は右の脇壇に遷された状態で勤まりました。
文字で説明するとなんだかややこしいですが、何のことはありません。要は寿命寺などの一般寺院の本堂と同じ配置になっているということです。阿弥陀堂の工事が終わる2022年までの期間限定の配置ということですが、私には正直こっちの方がしっくり来ました。
阿弥陀さまを真ん中に仰ぎつつ、脇に控えられた親鸞聖人に勧められ一緒にお念仏する。直接親鸞聖人のお像に向かって手を合わせるよりも、こっちの方が聖人のお心に叶っているのではないかな、、、などと思うのは不届きな考えでしょうか?
御正忌報恩講は宗祖の御命日である1月16日まで勤まります。法要期間中、本願寺境内、周辺でも様々な催しがあります。みなさんもぜひお参りください。
2019(平成31)年 御正忌報恩講法要及び関連行事のご案内
https://www.hongwanji.kyoto/info/000223.html
2019年 御正忌報恩講法要インターネット中継
http://broadcast.hongwanji.or.jp/live/190109-16_live_y.html