寿命寺はこの二週間、大きな行事が二つ続きました。
まず5/13(日)には永代経法要が勤まりました。昼と夜の二座、たくさんのお参りを頂きました。ありがとうございます。講師には今、仏教界にとどまらず各方面から注目されている松本 紹圭師をお迎えしました。パソコンを使ったプレゼンテーション形式のお話でいつものご法話とはだいぶ趣が違ったかと思いますが、仏教やお寺が再び活力を取り戻すにはどうすればいいか、ご門徒の皆さんと一緒に考えるいいきっかけになったと思います。
それから今年初めての取り組みとして、永代経に合わせて初参式を行いました。住職家と門徒さんから一軒、計二組の夫婦とその赤ちゃんが授式しました。突然の呼びかけに応えて授式いただき、どうもありがとうございました。住職にとってもはじめての経験だったので、少し慌ただしい進行になってしまい申し訳なかったですが、たくさんの方々に見守られる前で一緒に初めてのお参りができてよかったです。
そして一週間後の5/19(土)、婦人会主催で宗祖降誕会法要が勤まりました。こちらもたくさんの参加があり、賑々しく宗祖親鸞聖人のお誕生日をお祝いさせていただきました。住職が法話させていただいて、親鸞聖人の人間としての魅力と、その生きられた時代と今の時代の共通性から今こそ聖人のお示しをしっかりと聞かせていただきたいという話をしました。まとまりない話になってしまいましたが、少しでも聖人とそのみ教えを身近に感じてもらえれば嬉しいことです。
降誕会の後は皆さんで簡単な手芸(?)をしました。住職は不器用なので見ているだけでしたが、皆さん、手を動かしながら一緒に口も動かして、賑やかに楽しんでおられました。
普段は静かな壽命寺ですが、この二週間はとても賑やかで、阿弥陀様もニコニコしておられるように見えました。やっぱり人が集まってこそのお寺ですね。松本師のお話も参考に、ますます楽しいお寺になるよう、ぼちぼち考えていきたいと思います。