元号が変わっても、今年も変わらず永代経の季節を迎えました。
永代経とは読んで字の如く、永代に渡ってお経が読み継がれることを願って勤める法要です。
去年の報恩講で講師の浅野執持師が「経」の字には縦糸の意味があると教えてくださいました。お経を人生の縦糸に頂くことで毎日のあらゆる営みを貫く秩序が生まれ、失敗や喪失も含めて人生に一寸の無駄もなかったと味わえる世界が開けます。親鸞聖人はそのことをご和讃に「本願力にあひぬれば むなしくすぐるひとぞなき」と詠まれています。
ご先祖さまが繋いでくださった大切な縦糸。私達もしっかり頂き、次代に繋ぎましょう。下記の通りお勤めしますので、どなた様もお誘い合わせの上、お参りください。
【日時】
2019/5/12(日)
昼座 14:00〜16:00頃
夜座 19:30〜21:30頃
【講師】
釋迦浩爾 師(高島組浄願寺住職)
1966年5月生まれ。優しく楽しく面白く、でもしっかりと南無阿弥陀仏のお話をしてくださいます。
当山では2015年の永代経に一度お招きしています。その時は得意の料理の話をたくさんしてくださって、特に女性陣が感心しながら聞き入っていたのが印象的でした。今回もまたそういうお話が聞けるでしょうか?