「ほとけの子のつどい」大盛況

8月3日、壽命寺にて滋賀組寺族青年会主催の「仏の子のつどい」が開催されました。滋賀組内の六カ寺から合計27名の子どもたちが参加してくれました。

今年のレクリエーションの内容は「ボッチャ」。最初に自分でボールを手作りし、それからみんなで試合を楽しみました。

ボールづくり。ポリ袋に入れた砂利を新聞紙で包みガムテープで巻いていきます。
先行チームが最初に白玉(ジャックボール)を投げて、以降それを目掛けて両チームがボールを投げます。

試合はお寺対抗のトーナメントにして盛り上がりました。映えある優勝は仰木平尾の龍光寺チーム!おめでとうございました!

我ら寿命寺チームは2チーム出場。善戦、及びませんでした

ところでボッチャは元々ヨーロッパに古くからあった「ボッチェ」というスポーツを、障害を持った人でも楽しめるように改良して考案されたスポーツです。

ボッチェの楽しさを手足の不自由な人とも分かち合いたいという気持ちが生んだスポーツですが、結果、健常者も障がい者も、高齢者も幼児も、もちろん男も女も誰にとっても楽しく魅力的なスポーツになりました。

楽しいこと、嬉しいことを独り占めするのではなく、どうやったら他の人ともシェアできるか知恵を絞る。行き過ぎた格差社会にあって、私たちの進むべき道がここにある。ボッチャを楽しむ子どもたちを見ていて、そんなことを考えました。

ボッチャ。またみんなで楽しめる機会を設けたいと思いました。

最後になりましたが、参加してくれた子どもたち、引率のご住職、坊守様、開催にお手伝いいただいた総代さん、婦人会の方々、それから滋賀組の皆さん、おかげさまで楽しい会になりました。ありがとうございました。