平成29年永代経法要のご案内

すっかり春になりました。「なりました」と当たり前のように書きましたが、ついこの前まで雪道を震えながら歩いていたことを思えば、このダイナミックな変化を毎年、当たり前のように繰り返す自然 の営みに驚かずにはいられません。
さて今年も下記の通り寿命寺では永代経法要をお勤めします。これは今私達が読んでいるお経が永代伝えられていくことを願い勤める法要で、換言すればお経=「南無阿弥陀仏」の道場たるお寺が永代護持されるようお勤めするものです。
恒例行事ですがこの営みに今年も遇えるのは決して当たり前ではありません。ご先祖様がお念仏とお寺の大切さを知り、それを後世に残したいとご苦労くださったからこそ、今年も当たり前のように勤めることができるのです。
「前に生まれん者は後を導き、後に生まれん者は前を訪え」。道綽禅師のお言葉から味わえば、永代経にお参りするのはご先祖様のお導きに手を引かれ、その御跡を訪ねることと言えます。
次代にこれを引き継ぐにはまず今、私達がみ教えを受け取ることが大切です。爽やかな気候で仏法聴聞に最適の時期、ご家族ご近所お誘い合わせの上お参りいただけますよう、ご案内申し上げます。
【日 時】
5月14日(日)
◇昼の法要 14:00〜16:00
◇夜の法要 19:30〜21:30

【ご講師】瓜生 崇(うりう たかし)師

東近江市 真宗大谷派 玄照寺住職。1974年東京都生まれ。一般家庭→親鸞会→システムエンジニア→真宗大谷派という異色の遍歴をお持ちのご講師。でもご法話はど真ん中直球勝負。浄土真宗の肝要をズバッと射抜きます。とにかく一人でも多くの方に師の熱いご法話を体験してほしいと思います。ちなみに好きな動物はネコ、だそうです。