住職日報

IMGP060610/26(土)と27(日)の2日にかけて当山報恩講が行われました。台風による天候の悪化が心配されましたが、幸い大きく崩れることもなく、無事2日の日程を終えることができました。たくさんお参り頂き本当に有難うございまいした。そして役員・総代、世話方、婦人会のみなさん、それぞれの係で尊いご奉仕を頂きました。ただただ感謝申し上げるばかりです。

今年のご講師は石川県加賀市山中温泉から日下 賢裕 師にご出講いただきました。私は何度かお会いしたことがあり、親しく話をさせて頂く間柄ではありましたが、ご法話を聞かせていただくのは初めてでした。超宗派ネット寺院「彼岸寺」若手真宗僧侶有志の仏教再興プロジェクト「メリシャカ」など、真宗にご縁の薄い一般の人たちに向けた取り組みでの活躍で知られる方ですので、寿命寺や滋賀組のご門徒さんにお話が合うかどうか、実は少し不安に思ってもいました。
でも実際にご法話をお聞きしたら、言葉ひとつひとつを大切にした、とても丁重なお取次ぎで、聴聞の皆さんもよく頷かれていました。事前の心配は取り越し苦労に終わり、本当に良かったです。

私自身が特に感じ入ったのは「報恩講」の「報」という字には「知らされる」という意味もあるという部分でした。私は毎年ご門徒への報恩講の案内で深く考えずに「報恩講は親鸞聖人の御恩に報いる法要です」とだけ書いていましたが、御恩に報いるにはまずその御恩について知らなければなりません。それをご門徒の皆さんに知らせるのが住職の仕事だとしたら、私はそれが十分にできていただろうかと考えさせられました。来年の報恩講、更には再来年に予定している親鸞聖人の750回大遠忌に向けて、しっかりとそのことをお伝えしていかなければと、思いを新たにさせていただきました。

報恩講が終わるとあっという間に年末を迎えます。来年は寿命寺開基400年です。ゆっくりしている暇はありませんね。一日一日大切に過ごして行きたいと思います。

称 名